夫の買い物についてきた。Paul Smithの店員さんが50代くらいで、スラッとしていて、黒い服をお洒落に着こなしていて、デザイナーみたいだった。
あれもこれもおしゃれで良いなーとわちゃわちゃしていたら、これは本当にいいですからね、ぜひ買っていってくださいと言われたので、会社がちょっとお堅くて、こういうのを着ていくとなにか言われそうなんですよねーと言ったら、あーそれはお客様がどうするかってことになるので、僕の問題じゃないですね、お客様の問題ですね。と言っていた。さっぱりして、小気味よくて良い。
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麻布テーラーにも行ってみた。店員さんは色は抑えめだけど柄が派手目なスーツを着こなし、髪型はツーブロックでジェルタイプのワックスで撫でつけるタイプ。多分同い年くらいなんだけど、そのいやらしさのない笑顔と会話の仕方はテーラーとしてキマっていた。どの店員さんもそんな感じで、イギリスのテーラー文化の流れをしっかり受けているのがよくわかった。構成しているものは営業マンとほとんど一緒なのにどうしてこんなに違うのだろうと思った。
値段や取り揃えている生地を見る感じ良さそうだったので今度お願いしようと思う。私はスーツをオーダーすることはなさそうなので、社会を垣間見るべくついていくことにした。
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朝、自転車を取り出すときに、夫の使う自転車のハンドルが私のメガネのブリッジにクリーンヒットした。
金子眼鏡に調整をお願いしたら、一目でテンプルが広がっていることを見抜かれてしまった。
工具で割と思い切りの良い曲げによって調整をしてもらい、メガネを掛けるとテンプルでしっかり固定されるようになった。元々鼻パッドの跡が鼻についてしまいがちだったんだけれど、テンプルが広がっていて、鼻パッドでメガネ全体を支えていたからそうなってしまったらしい。そうだった、眼鏡は3点で支えると軽いのよね。
眼鏡屋さんの調整を見るたびに、思い切りの良さの勇気かメガネに使われているしなやかな金属どちらを尊敬するべきなのか、いや、どちらも尊敬すべきなのか難しいところ。しかし、今日の店員さんは一回で調整しきったので、店員さんに3ポイント。
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《今日のご飯》